【2024年最新】成人式の振袖の着付けで必要な物で間違えやすいもの3選【プロが解説】

成人式にむけて色々準備が大変です。

そこでよくある質問の一つで何を持ってきたらいいかです。

成人式が近くなる10月ぐらいになると真剣に聞いてくる方がめちゃくちゃ増えてきます。

例えば、最初に持参するときに間違って持ってくるとまた2度手間になる方も多いです。

スムーズにできるようぜひ参考にしてください!

目次

成人式の振袖の着付けで必要な物で間違えやすいものは?

帯枕

よくある間違いは帯枕の種類を間違えがちです。

それははまぐりタイプの形の帯枕を持ってこられます。

これは昔はふくら雀のような帯結びのときに使ってた形のものです。

最近の振袖をみるとふくら雀をしている人は今は殆どいないです。今主流の結び方にするにはこのタイプでは大きすぎて邪魔になります。また枕が着ているときに落ちてきて飾り結びが下に下がって着崩れを引き起こす原因にもなります。

正解は長方形タイプの帯枕を持ってくるです。

後ろ板(帯板)


よくある間違いは前板を2つ持ってきたりします。

後ろ板を前板と間違えて持参してくるケースです。

見分け方は簡単にいうとサイズが違います。前板は大体35センチ前後で後ろ板は30センチ弱ぐらいになります。後ろ板の方が小さいです。大きさで違いを分けてください。

正解はこれは前板1枚と後ろ板1枚の合計2枚が必要です。

タオルの種類


タオルなら何でもいいとは限りません。

バスタオルやハンカチぐらいのタオルは着付けでは使えないときが多いです。

タオルは着物の着姿をきれいに見せるのと着崩れを防ぐために補正として使っています。これがサイズが大きければ体にあわせづらいですし、ハンカチぐらいの大きさも体にくっつけられなくて結局使えなかったりします。

正解はよく粗品でもらうタオルの大きさが一番着付けでは向いてます

まとめ

せっかく持ってきても使えないケースでまた買いにいかれる方も多いです。

今日はよくある間違えるもの3つで紹介しました。

帯枕と後ろ板(帯板)、タオルどれも必ず必要なものです。

ないと、着姿や苦しさに関わってくるので気を付けてください。

YouTubで振袖に必要な小物一覧
動画で詳しく見れます!

当日できるだけ持ち物を少なく負担なくやって成人式に余裕を持って過ごせるのが一番です。

ぜひ、参考にしてください!

この記事を書いた人

1979年福岡生まれ
着付け師歴 8年
35歳から着付け師スタート
年間約300名様着付け

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