力が入りすぎです
着物を着せてもらったときに
今まで着崩れをしないように
紐をギューギューに
締められたことありませんか?
ゆるいと着崩れするのではと思って
きついのが当たり前だと思っている人のほうが
実際は多いと思います。
実は昔は私もそう思ってました。
かといってギューギュー締めても
具合が悪くならない人もいれば、
同じ締め方で具合が悪くなるときもあります。
なんでどうしてと着付けを初めて、
慣れてきてから悩みました。
人の着付けをする仕事が増えていくにつれ
着る気持ちが分かる機会があまりなく
自分で着物を着るのは
年に1~2回しかないので
しょうがないのかと諦めていました。
しかし、やっぱりどうしても違和感があり
いちから着物を習いなおそうと思って
他の着付けを勉強しました。
40歳になってからです。
それが今やってる着付けです。
苦しくない着付けにはもちろん
紐の締め加減は大事です。
ただ、力が入りすぎてるところは
紐だけではないんです。
他のところでもたくさんあります。
簡単な余計に力が入りすぎてると
見分けるサインがあります。
それは着付けをされている人が
動かないことです。
着付けされたことがある人は
イメージしてください。
着付けをされたときに
引っ張られて体がぐらついたり
ふんばらないと傾きそうになってませんか?
これは着付けするときに
力が加わって動いてしまうんです。
実は力が強いんです。
例にあげると
タオルを巻くときに
動いてるケースもあります。
そこまでしなくても
紐が締まったり
帯って締まるんです。
コツはいりますが。
きつく感じる理由も締まってるのが
例えば、腰紐で結び目だけが締まってて
1周目は締まってなかったり。
これだと後で着物がずれてきます。
必要以上に締めているケースは多いです。
また力を余計に入れることで、
実際着付けをする側にも
体力がいります。
丁度よく力をいれると
きつくないし体力も使わなくなるので
いいことばかりですよ。
ただ、中々この固定概念ってとるのが
難しいのが現状です。
私の動画などにやさしくしてねって
いってるのがこれです。
過去の動画もこれを踏まえてみると
あーなるほどと府に落ちるかもしれません。
もし着付けでなんかきついのに
違和感があるっていう方がいたら
ちょっと参考に見てください。