名古屋帯は後ろで結ぶか前で結ぶか

こんにちは、博多の着付け師の着物のゆるりです。

普段着ではかかせない名古屋帯でよく聞かれるのは前で結ぶ派か後ろで結ぶ派です。

実はどちらもメリット・デメリットがあります。

どっちがいいかはこれを見て、参考にしてください!

目次

腕が上がらないときはどっちがラク?

1前結び

メリット

お太鼓の形を作りやすい

お太鼓の柄があるときにお太鼓をつくりやすい

枕を後ろであげるのが苦手な方は枕がしっかりのせやすい

デメリット

帯をまわすときに専用の帯板があると回しやすいが衿元がくずれやすい

意外と後ろでの紐類を結ぶ作業が多いので腕が疲れる

回したときに枕がぴったりくっつきにくい

帯を回したりするので工程に時間がいる

2後ろ結び

メリット

慣れると工程が後ろ結びのほうが回すことがないので時短になる

お太鼓が背中にぴったとくっつく

着崩れる可能性が低い

デメリット

慣れるのに時間がかかる

肩があがりにくいと枕をのせるのが難しい

お太鼓の柄をだすのにコツがいる

まとめ

気軽にできる一重太鼓の前と後ろで結ぶメリットデメリットを紹介しました。

着物のゆるりでは基本は後ろで結ぶ方法をレッスンでは教えてます。

中々動画では分からない、柄だしのコツや枕の置き方など着崩れしにくい方法でやってます。

ただ着方は好きな着方で着られるがいいと思います。

色々な着方を試してご自分にあった方法で普段着は楽しんでください。

この記事を書いた人

1979年福岡生まれ
着付け師歴 8年
35歳から着付け師スタート
年間約300名様着付け

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