目次
帯の柄が2パターンある時
着付をしている時に、帯をたたんで準備していると
はっとなる事ありませんか?
帯の手先を半分に折っていると、
柄が上下で違う為、どっちで巻くのかお客様に聞いたことないですか?
袋帯でたまに一本の帯で2本帯がある事をいわれて販売されているのと同じです。
最近はお振袖の帯でもこの2本使いできるのが増えています。
こういう帯にあたると、確認をしないで着せると
最後に着せた後にこんな帯じゃなかったといわれる可能性があります。
必ず、帯を巻く前にどっちの面をあてているか聞いて下さい。
通常に巻いて出る帯の柄か、
逆の関西巻きだと出る柄なのかを確認しましょう。
後で気づいてもし着せなおすと時間も2倍かかりますし、
お客様にも負担がかかるので、早いうちに気が付く事が肝心です。
帯の柄が正面に全くでない時
帯をさあ、巻いて2周回った時に正面の帯の位置と柄もみて下さい。
たまに柄が全然出てない時もあります。
●柄を見た時に出したい柄の位置が鏡を見て右→左にずらすと柄が出る時
手先を短くしましょう
ただし、柄どまり(柄がない生地と柄のある生地の分かれ目)が2周巻いた時に隠れる位置までが限界です。
●柄を見た時に出したい柄の位置が鏡を見て左→右にずらすと柄が出る時
たれを長くしましょう
一人で鏡を見ながら、調整をして下さい。
締める時に人によって帯がずれる幅がかわるのでここも慎重にやっていきましょう。
私はよく右と左が分からなくなります。
どっちだったかなとなってました。
着付をしていると、手先は短くするのに限界があるので出来たら、
柄は左にあるのを右にずらす方が助かります。
ただ、これでも全くダメな時はまた裏技があるのでそれは今後また書いていきますね。