単衣でもまだ暑い…そんなときは夏物の長襦袢が大活躍!

9月の着物はまだまだ暑い!私は夏物の長襦袢を10月まで活用しています。半衿の工夫やレース使いで季節感も調整。残暑を快適にのりきるコツをご紹介します。

単衣の着物
目次

暑い9月を着物でのりきる!私は夏物の長襦袢を10月まで活用しています

9月に入ると「単衣の季節」と言われます。ただ、実際には残暑が厳しくて、日中は汗ばむことが多いですよね。
朝晩は少しずつ涼しくなってきても、昼間に着物を着ると「まだまだ真夏のように暑い」と感じることも多いです💦

せっかく着物でお出かけしても、暑さで疲れてしまっては楽しみも半減してしまいます。

そんなときに私が毎年やっているのが 「長襦袢だけは夏物を使う」 という工夫です!

暑い日の着物の種類

夏物の長襦袢は10月まで着る

私は9月はもちろん、10月、場合によっては11月の初めまで「夏物の長襦袢」を着ています。
透け感のある夏物の長襦袢は涼しいですし軽いです。体感温度を少しでも下げることで、着物を着ても少しは大丈夫と思っています。

「暦では単衣だから…」と無理に冬用の長襦袢を着る必要はありません。

🌿 見た目の季節感を工夫すれば、夏物を長く活用するのはまったく問題なし!


半衿で季節感を調整

とはいえ、やっぱり見た目の季節感も大切です。
私は10月に入ると、半衿を夏用から冬用に縫い替えるようにしています。そうするだけで、見た目にはきちんと見えます。

💡さらに忙しいときの工夫
私は縫い物が得意ではないので(笑)、時間がないときはレースの半衿を上から重ねています。
ざくざく縫うだけで済むので簡単ですし、見た目にも「夏物か冬物か分からない」ようにごまかせて便利なんです。

単衣の着物にレースの半襟

これから着物を着たい方へ

これから着物を始めようという方や、「暑さが心配で着物をためらっている」という方には、ぜひ夏物の長襦袢をまだ片付けずに活用することをおすすめします。

「暦どおり」よりも 「心地よく着られること」 を大事にすると、着物ライフがぐっと楽しくなります。


まとめ

  • 9月〜10月はまだまだ暑いので、夏物の長襦袢を着ても大丈夫
  • 半衿を冬用に変えるだけで見た目の季節感は整えられる
  • レースを重ねれば簡単に“季節感調整”ができる
  • 着物は「暦」と「体感」のバランスをとりながら楽しむことが大事

残暑の時期も工夫しながら、快適に着物を楽しんでいきましょう。


目次