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最初に着物を着る機会は、お正月ぐらいでした

着物を着る場所と聞いて、最初に思い浮かぶのはお正月ではないでしょうか?
私も着物を始めた頃は、お正月に着るぐらいでした。
でも、お正月は年に1回です。
久しぶりに着物を出すと、
「右が先だったかな?」
「このとき手はどうしていたっけ?」
と、着付けの手順を思い出すところから始まります。
今は動画で確認できる時代ですが、それでも1年ぶりとなると動画を探すだけでも意外と時間がかかります。
さらにお正月は少し改まった場面でもあるので、
「ちゃんと着ないといけない」
という気持ちが強くなり、余計に緊張していました。
着物は着ない期間が長くなるほど、どんどんハードルが高くなっていってました。


私も最初は年に1回しか着物を着ていませんでした
実は私自身も、着物を始めたばかりの頃はお正月ぐらいしか着ていませんでした。
だから毎回着るたびに時間がかかっていたと思います。
今振り返ると、着物は特別な日のためのものだと思い込んでいたのかもしれません。
高い着物じゃなくてもいいと思っています
着物を始めると、
「高い着物が必要なのかな」
と思う方もいるかもしれません。
でも、私は普段から高価な着物ばかり着ているわけではありません。
普段は既製品の着物や譲り受けた着物、洗える着物を着ています。
私自身、今では着物を特別なものというより、
「今日はスカートで出かけようかな」
くらいの感覚で選ぶことがあります。
洋服では普段はパンツスタイルが多いので、着物もその日の気分で選ぶ服のひとつです。
多少の汚れを気にしすぎず、洋服と同じような感覚で楽しんでいます。
もちろん高級な着物にも魅力はありますよ。
ただ、着物を楽しむうえで本当に大切なのは、実際に着る機会を増やすことだと思っています。


着物交流会で感じた変化
私が着物交流会を始めてから2年ほどになります。
その中で感じるのは、着物をもっと気軽に楽しむ方が増えていることです。
参加者さんからは、
「ネットで購入した着物です」
「最近知り合いから譲ってもらいました」
という話をよく聞きます。
また、着物が好きだと周りに伝えたことで、
「もう着ないからどうぞ」
と譲り受ける機会が増えたという方も少なくありません。
着物は新しく購入するだけでなく、リサイクルや人から譲ってもらうこうとおも多いと感じます。
着物のルールより、“着ること”を大事にしたい
私は着物のルールを知ることはいいと思います。
ただ、それ以上に大切なのは着物を楽しむことです。
ルールを気にしすぎると、
「間違えたらどうしよう」
という気持ちが強くなり、着物を着ること自体が億劫になってしまうことがあります。
私が開催している着物交流会では、気軽に着物を着て参加できることを大切にしています。
衿が少し詰まっていたり、完璧な着姿でなかったとしても、細かく直したりすることはありません。
それよりも、
「今日は着物を着て出かけられた」
ということの方が、ずっと価値があると思うからです。
着物は、着続けることで身近になる


せっかく着られるようになっても、着ない期間が長くなると忘れてしまいます。
だからこそ大切なのは、
着物を着続ける機会を作ること
だと思っています。
私はそのきっかけになればと思い、着物交流会を続けています。
着物は、ただ着て出かけるだけでも少し気分が変わります。
いつもの景色が少し特別に見えたり、自然と気持ちが明るくなったりすることもあります。
もし、
「着物を着る場所がない」
「着物を着る機会がない」
と感じているなら、まずは気軽に着物で出かける機会を作ってみてください。
高い着物でなくても大丈夫です。
完璧な着姿でなくても大丈夫です。
着物は、着続けることで少しずつ身近なものになっていくと思います。










